ブドウ畑の空に乾杯

驕るな

c0129024_523328.jpg


ヴィオニエからつくったアイスワインの様子をチェックする.
まだ少しだけ発酵を続けているようだが、そろそろ澱を取り除いたほうがいいと判断し
今の時点でブレンドも決めてしまうことになった.
ブレンドを作って、醸造家ジョンからおいしいねとOKをもらう.
フューゲルサン教授にはグレートジョブと絶賛される.
今までこのワイナリーが作ってきたアイスワインを蹴散らせるくらいの出来栄えだ、すばらしいね、と.

嬉しかった. 最近毎日の仕事の完成度がとても高くなってきていることも手伝って、
自分がものすごくワイン作るの巧い人なんじゃないか、と思えてきた...

でもね、絶対に勘違いしてはいけない.

よかったのは私ではなくてブドウなのだ.
もともとヴィオニエという品種がとても香り高いこともあるし、
今年はとても美味しくきれいなものを栽培者の方々から頂いた.
私はもちろん全ての作業に細心の注意を払って、あらゆる品質低下のリスクを取り除いたが、
結局やったことといえばそれくらいのことなのだ.

おいしいブドウが、おいしいワインになってくれた.

ブドウの樹にも土にも水にも天気にも育ててくれた人にも、本当にありがとうございますと言いたい.

いただきます.
という言葉が心の底から温かく力強く湧き上がってくる.

by saitomy | 2008-12-11 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編
<< 半家族化 授業最終日 >>