ブドウ畑の空に乾杯 | |||||
フィルムイーストはまだ繁殖し始めの状態で、ワインそのものはなんとか救える感じ. 表面のワインを捨てるかたちで澱引きし、SO2を加えた. まだまだ気は抜けないが、とりあえずは様子を見てみよう. これは醸造をする人間として、見せるような写真ではないのだけど、 このブログではワイナリーのいいところも悪いところも書くと決めているので載せる. ↓これがフィルムイーストが育ってきているワインの表面 (に映っている筆者). もっと進むと薄い膜が張ったような状態になる. ↓少量すくって顕微鏡で見てみました. ワインを造っていて、何か問題を発見した時、それを直す方法を知っていて、 実際に直すことができるのは結構楽しいことではあるが、 もともとなぜこんなことになったのかを考えると、しっかり管理ができてなかったからなんだよなー. もともと品質の悪くないものの品質を落としてしまって、それをごまかして得意になっても仕方ない. そして一度落ちた品質は、決して元通りにはならない. どうも我々のしていることは間違っているような... 余計な時間と労力まで使っている. なんて効率の悪いビジネスモデルなんだろうか. 同僚たちは「これは誰のせいでもないよ、休暇だったんだから仕方ないじゃないか」と 随分さっぱりと割り切ったようなことを口々に言う. 嗚呼...メリケン人って、メリケン人って... やりきれない...冬休み中無理に頼んででも出勤させてもらえばよかった. ううー、ダメだもう疲れた. 寝よ. 一枚目の写真は新しい長靴. ブログランキングに参加しています.←応援クリックお願いします!
by saitomy
| 2009-01-06 03:00
| ワイン・ブドウ アメリカ編
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