ブドウ畑の空に乾杯

コークーシャシン

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幼い頃の、旅の荷造りが始まったときのそわそわした気持ちを覚えている。開け放しのスーツケースにパズルのように次々とあらゆるものが詰め込まれていく様子を見ると、これから何かが始まるのだという予感は確かなものになっていった。母は空港の雰囲気がとても好きなのだと、繰り返し言っていた。私も空港は嫌いではない。今まで大小さまざまな空港へ行ったが、大抵は天井が高くて音がよく響いて心地よいのだ。出発前の意気揚々とした人々の顔がまぶしくて、出迎える人々の笑顔が優しくて、さよならの予感が少し寂しい。飛行機の旅が、好きだ。




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by saitomy | 2009-02-13 03:00 | 記憶
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