ブドウ畑の空に乾杯

で、

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グラン・クリュの畑でできたブドウがワインになると本当に美味しいのかというと、
それはね...
思うところが沢山ある.

まず、ここへ来てからすっごく美味しいシャルドネを飲ませてもらって
それがある年のグラン・クリュだったのだけど、
はっきり言って感動した.
シャルドネをここまでおいしいと思ったことはなかったので.

で、醸造所でのワインの作り方の違いについては、すでに少しずつ見えてきている.
それ以前に畑がどう違うかということだけど、もちろん歴史的に素晴らしいワインを
生み出してきた畑には違いないが、今の時代の人々がそのイメージを畏怖して
他の畑に比べてかなり気を使って手間ひまをかけているのが見て取れる.

つまり、目の前にあるこの畑がなるべくしてグラン・クリュになったものということに加えて、
畑もワインもグラン・クリュと呼ぶにふさわしいものに仕上げていくということ、
それがかなり無意識的に行われているように思う.

そうじゃない、土壌なんだ、テロワールだ、といわれそうだが(そして実際に言われている...
予想通り、でもテロワールだけがワインの味を決めるなんてありえないというフランス人にも
会ったよ、意見はいろいろあるみたい)

と、いうのもね.
グラン・クリュの畑よりもさらにおいしいと思えるブドウが生っている畑を見つけちゃったのだ!
収穫期が来るまで何とも言えない、しかも今年だけの経験で何か分かったつもりに
なるのも嫌なんだけど、でも自分の感じたままのおいしさを必ず憶えておこうと思う.
それぞれの畑のブドウがどんなワインになっていくのかしっかり見て味わえる.
こんな幸運なことがあっていいんだろうか.

ところで.

わたくし、メジャー持参でフランスへ来ました.
畑の中で測って欲しいものがあったらなるべく早くメールください!
でないと、もうすぐ収穫が始まってブドウは醸造所に運ばれるし
そのうち木々の葉っぱも落ちていきます.
秤は持ってきてないけど、頼めばなんとか借りられるかな.
あまり小難しいものはできないよ!
亜硫酸でさえ外部のラボに頼んで分析してもらっているくらいなので.
今は夕方の西日が射す時間帯しか空いていないけど、できることは何でも検証してみます.
収穫が始まったら余裕がなくなるかもしれないけど...
それから知りたいことがあったら現地の人たちに聞いてみるから質問をメールで送ってください.
私一人であれこれ考えるより、いろんな人が疑問を解決しながら
みんながおいしいワインを作ったほうが楽しいので.
それではまた!



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by saitomy | 2010-09-03 03:02 | ワイン・ブドウ フランス編
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