ブドウ畑の空に乾杯

果汁分析

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今年、初めて仕込みの手伝いをするデルフィーヌちゃん.
果汁の酸度の計り方を醸造長ロマンに習っています.
みんなが見つめる中、緊張気味にやってみてます.
醸造所で使うワインの分析はそう小難しいことではなくて、教えてもらえば誰でもできる、そういうものだと思う.
やり方をガッコウではなく家の人が教えてくれるっていいね.

よい醸造家は、分析の数値だけを見て判断することをせず、
それを補助的な指針として使うということがとても上手だ.
一番大切なのは、おいしいワインを作ること.
数字を合わせるためにワインを作っているのではない.

私も酸度や比重の分析作業を必要に応じてしているのだけど、
醸造長ロマンはまず「じゃあこの分析をやってみて. 俺も同じサンプルで同じ分析をしてみる.
あとで結果が同じかどうか見てみよう」と言ってその場からいなくなる.
何度か繰り返して二人で同じ結果が出ることを確かめたら、
あとはすべて一人でやらせてくれる.

そこで一便ごとにブドウが届くたび自主的に(勝手に)比重を計っていた. 
時間があれば酸度も. なので全ての畑の数値を持っている.
これがなかなか役に立って、やはりみんな自分の気に入った畑のものは分析値を
知りたがるので聞いてくる. よいコミュニケーションの道具になったのでした.

Domaine Collet.
Chablis, France.

by saitomy | 2010-09-23 03:03 | ワイン・ブドウ フランス編
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