ブドウ畑の空に乾杯

背ラベル

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写真は、学生ジョンの悪戯でバックラベルを背中につけられた醸造家ジョン.

クラスメイトのモニークちゃんの就職が決まったらしい.
ナパの小さなワイナリーに勤めることになったそうだ.
仕事が決まってスッキリした顔している.

決まるまで、たくさん面接を受けたらしいのだがその話がおもしろくて
1つ目のところは、トラックとトラックに載せた農作物の重量を量る仕事で、(学位をとった意味なし)
2つ目はオフィスを見せられて「ここがあなたのオフィスです...でもあなたも間違いなく
ワインメイキングチームの一員です!」と言われ、
(一員だからってなんで机で書類とばかり格闘しないといけないわけ?)
その後たくさんまわってようやく実際のワインづくりに従事できるところを見つけたらしい.

でもナパへ面接に行く途中で後ろから車ぶつけられて、
今彼女の車は後ろのバンパーなしで走っている.
怪我しなくってよかったけど.運がいいのか悪いのか...ま、いいんだよね、たぶん.

今学期卒業予定の人数はけっこう多くて、卒業しても就職先が見つからないんじゃないか?
と心配している人もいる.

そして、女性であるということもいろんなことを考える要素のひとつではある.
ワインづくりがどれだけ肉体的な仕事であるか、ということを知れば
この業界に男性が多い理由も現状も理解しやすい.

いつまで体を動かして使い物になるのだろう...ということは、
醸造家としてキャリアを積もうとしている人間なら誰もが考えること.
私がジムにいって体を作るのも、ワイナリーで役に立つ身体を、
どれだけ長持ちさせるか?という目標を前提にしてのことだ.

タンクを見上げて、あるいは積み上げられたたくさんの樽を前にして、
どれほど大量の液体がこの中に入っているのだろう...と考え、
それに対峙するにはまず自分の体を安定させなければダメだ、と思うのは
当然ともいえる流れだった.

オフィスや研究室で仕事するのはもう少し歳をとった後でもできるし、
今は体中汚れてタンクを掃除したり、ジュースまみれになりながら仕込みをしたりしたい.
毎日ワインの香りに触れ、その変化を楽しみ、問題に対処したり、向上させたりしたい.

その希望を実現できるような仕事を見つけられたモニークちゃん、おめでとう.

さあ、私は来学期卒業なんだけど...どうしようね?
(なんつって、もう結構いろいろと考えてるのさ!)

残りの写真は今週やった実験など.
今日は2つの実験を一生懸命終わらせたので、来週の金曜日は
休んでもいいことになった.やった~!
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by saitomy | 2008-03-07 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編
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