ブドウ畑の空に乾杯

グラスの中の音楽

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06 シラー ソーヴィエ 瓶詰め.

ある程度強さを持ったワインはフィルターを通してもそれほど悪い影響を受けずに
香りと色を保つことができるんだなあ、と思った.

ワインの強さ、というのは今はまだうまく説明できないんだけど、
たとえばたくましく立派に育った野菜とか、新鮮で美しくピチピチした魚を目の前にして
「ああ、おいしそうな料理ができるだろうなあ」と思う、その時の感じに似ている.

ただ色が濃ければいいとか、香りが強ければいい、ということでもない.
何か扱いを間違えればいっぺんにその良さは吹き飛んでしまうのだけど、
醸造法や熟成法のふさわしい選択をすれば、そのワインの秘めた力を留めておいたり
引き出したりすることはできる、という予感のようなもの.
ポテンシャル、という言葉があるけどそれだけじゃ表現として物足りないんだよなあ、どうも.

日本語でさ、酒を利く、と言うでしょう.
詳しい語源とか漢字のこととか知らないよ、だから勝手に自分なりに考えてるだけなんだけど、
「きく」って言葉はとてもいいな、と思う.
何でかっつーと、テイスティングのとき私はワインの発する音に耳を傾けてるわけ.
嗅いでるとか味わってるというよりは、聞いてるの. 耳を澄ませて.
で、響いてくるものがあると、そのワインは力や強さがあるなあと思うの.
あるいはこのワインは黙ってるけどどうしたらいい音が出るのかなあ、とか考えてる.

わかりにくい話ですみません.
自分でもまとまっていないのはよく分かっているのだけど、とりあえずここに書いておこう.


今日の写真: 仕事帰りに寄ったスーパーでうちのワイン買ってくれてる人を発見.

by saitomy | 2008-07-23 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編
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