ブドウ畑の空に乾杯

収穫開始

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新酒用のマスカット、少量だが収穫して運んできた.
例年よりかなり早い収穫.
おいしいなあ.
糖度は21度かそれよりちょっと低めくらい.
房は全体的にきれいだけど、去年より若干日焼けが多め.
でも良い出来です. 分厚い皮を歯で破るとプチっといって果汁が迸り、種もしっかりしてるし、香りもいい.
まず、割れたり腐ったりしている房を取り除いて (状態はよく、そんな房はほとんどなかったけど)
ブドウを房ごとタンク一杯に入れて、タンクのバルブからCO2を注入します.
タンク上部の蓋からCO2の香り(炭酸水みたいな匂いです) がしてきたらOK.
バルブを閉じて密封します.
タンクの温度設定は華氏75度(24℃くらい) にしました.
マセラシオン・カルボニックです. 英語ではカーボニック・マセレーションと呼んでいます.
これで2~4日、CO2を随時注入しながら続けます.

この状態で、ブドウの実の中で酵素がアルコールを1%くらい作り出してくれるのを待ちます.
ワイナリーによってはもっと日数を置くところもあるけれど、私たちはマセラシオン特有の香りが
強すぎるワインはあまり好きではないので.
少量をこの方法で造り、ブレンドに使います.
数日たってタンクを開けると、薄緑色だったブドウの実が少し茶色くなって、透けて見えるほど輝きます.
そして食べると粒のなかにCO2を感じるのです!
これはなんかおもしろいよ.
今年は黒ブドウでもこの方法を使ってみることになっています.

収穫のウワサを聞きつけて学生が何人か手伝いに来てくれ、午前10時には今日の仕込みは終わった. こんなに早く終わるとは思わなかったなあ. ありがたい.

それからみんなで朝食を食べに行き、ワイナリーに戻って掃除、樽庫の整理、そしてまだタンクに入っているワイン3種類の品質チェックなど終わらせ、少しだけ早上がり出来た.


明日は仕事をさっさと終わらせ、サンフランシスコで週末を過ごす予定.

by saitomy | 2008-07-24 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編
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