ブドウ畑の空に乾杯

午前3時前

どうしてこんなにもうまく行くのだろう、というくらい順調な日.

White Zinfandel と Chardonnay を仕込む.


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まずZin4トンが到着. 大学の畑から.
ホワイトZinと呼ばれるロゼみたいなワインを作ります.
あるワイナリーが赤ワインを作ろうとして失敗してピンク色になってしまったことから始まったらしい.
本当かどうか知らないけど、授業中にある先生が言っていたので本当かもしれない.

まず悪い房や粒を取り除いてから、機械を通して茎を取り除き、粒を壊します.
タンクに入れて、色を見て搾るタイミングを計ります.
(もちろんすぐに搾る人もいますよ. でも例年あまり色が出なかったようなので
このワイナリーでは少し時間をおきます. 目安は1時間弱かな.)


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新入生のシェイマスくん、さっそくTシャツ汚してます.


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これはブドウを足で潰している写真...ではないです.
取り除かれた茎を踏んでかさを減らしているだけ.
でもこれがけっこう楽しいんだよ.
だから足でブドウ潰して作るのってきっとめちゃくちゃ楽しいはず.


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で、プレス機に入れて1時間半かけてゆっくり搾ります.


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そうこうしている間にシャルドネ12トンが到着.
こんなに早く着くとは思わなかったので感激.
畑の人たちが収穫を朝早くに始めてくれたのだろう.

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さっそく選別を始める.


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フューゲルサン教授が学生に「手伝った人は成績に加算します」とメールを送ったせいもあって
夕方からたくさんの人が手伝いに来てくれた.
授業は来週から始まるので、まだ夏休みを楽しんでいるところなのに手伝ってくれてありがとう.
みんな目を輝かせて楽しそうにしている.
初めのころはワイナリーに入れることが嬉しくて仕方ないんだよねー. 分かるわかる.
私は一人ひとりの名前を覚えるのに必死. 横文字の名前はおぼえづらい...

誰かに何かを教えるということはとても難しいことだけど、今日はうまく出来たし
いつでもワイナリーに来ていいんだよ、と直接伝えられたのでよかった.
教室のすぐ隣にワイナリーがあるのに、決められた実習の時間以外は
遠慮して入ってこない学生も多いので.
でも将来カリフォルニアワインの醸造家になる人たちを、私が教えるっておかしくないか?
まあいっか.


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Zinのプレスが終わって、機械から皮や種を出して洗浄殺菌.
プレス機に入る醸造家ジョンを見つめる恋人ゲイル.


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さあシャルドネも搾るぜい.
これは房ごとプレス機に入れます.
1回のプレスに2時間. それを6トンずつ2回行います.


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ホワイトZinのタンクがサンプルバルブから漏れていることが発覚.
バルブを交換する時にしぼりたてのジュースを頭からかぶる.

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うー、甘いよう... あとですごくベタベタした.
でもなんかおもしろかったのでまあよし.


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夜も更けてきて、みんなに疲れが見え始める.
でも大勢で掃除したのでワイナリーがとても綺麗.

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時間があったのでギターなど少々...
4年生のサラちゃん. ベン・ハーパーの曲を弾いてくれたので一緒に歌う.

シャルドネのジュースには酵素を加えました.
糖類を分解して澱の量を減らしてくれます.


夜中の3時前に帰宅できた.
こんなに早く終わるとは思いませんでした. みんなどうもありがとう.

by saitomy | 2008-08-21 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編
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