ブドウ畑の空に乾杯

1x10

c0129024_17325167.jpg


ワイナリーの横に車停めといたらチケットきられた.
もー、学校警察はイジワルなんだから!

午前中、ずーっとボトリングしたくてできていなかった2007シラーを瓶詰め.
卵白処理したら渋みがとれてすごくよくなった、と何人かの人が言っていたが、
私はこのワイン残念ながらあまり好きではない.
複雑味も果実味も無くなって、泥臭さのようなものが浮き立っただけに思える.
まあでも仕方ないね.
皮肉なことに醸造学科創立10周年記念ボトルになってしまった.
200ケースだけの限定版ですが、
カルロス・ミュラー記念ボトルと名前がついている.

この学科を作った人.

カルロスの授業は私も入学当初受講したのだが本当に素晴らしい先生だった.
どう素晴らしかったかをたくさん書きたいけど今は時間がない.
彼の授業を受けられただけで、私はカリフォルニアに来てよかったな、と思えた.
その後すぐにカルロスはリタイアしたので、彼がやめる前にこの大学に入れてよかった.
ボトルの中身がもう少し私の好みだと嬉しかったけど、とにかく彼の功績を讃えるワインを瓶詰めできた.
たった10年だけど、大学のワインも良くなったり悪くなったりしながら少しずつ変わってきているみたい.

午前中瓶詰め、午後は授業でまた学生が押し寄せてきた.

ものすごく忙しかったのでどこか意識が抜けてしまって、今日私は一つ失敗をした.
ジュースの中の不必要な微生物の動きを抑えるために、
通常ジュースを搾った次の日の朝にSO2を添加して 午後にイーストを加えているのだが、
昨日搾ったヴィオニエのジュースにSO2を加えるのを忘れた.

イーストも微生物だしSO2が苦手なので発酵中の添加は避けたほうがいい.
というわけで今のところ亜硫酸無添加.
オーガニックワインなんかはSO2使わないし、そういう造りかたも出来るのだから大丈夫かもしれない.

醸造家ジョンによると、ブドウが良い状態で運ばれてきたからまあ問題ないだろう、とのこと.
ひょっとするとものすごくいいワインが出来るかもしれないし、出来ないかもしれない.
失敗だと思ったものが、本当にそうであったかを知るまでにも時間がかかる.
どうなるか興味津々.

仕込みって、年に一度しかないチャンスなんだよなあ.

by saitomy | 2008-08-27 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編
<< bbq かたづけてください >>