ブドウ畑の空に乾杯

ハッコウヨ、トマレ

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去年のピノ・グリは、醸造家ジョンがいわば失敗をしたために、ワインの中に1%ほど糖分が残った.
すると、驚くほど売れに売れた.
7ドルほどという価格の手軽さも手伝ったとは思うが、
何だかんだ言っても、人々は糖が好きなのだなあと思う.

あまりに売れたので、今年も同じような造りにしなくてはいけなくなった.

現在、ピノ・グリの残糖は1.4%. もう少しだけ発酵を進ませて、1%のところで止めたい.
1%でも私には結構甘いと感じられるのだが、ここでは自分の好きなものだけを
追い求めるわけにもいかない.
消費者が好んでくれるのだし、それはそれで嬉しいことでもある.

ここ数日、温度を上げたり下げたり、タンクの底の方に溜まっているイーストを
攪拌したりしながら毎日残糖を調べているが、難しい.
思い通りに止まってくれるかどうか. 去年のものと比べると、今年は苦味が少ない.
それからピノグリの皮の色素のせいか、白ワインなのに色がちょっとピンクっぽく
なってしまっているので、それをなんとかしなければいけない.
温度を下げることで多少の色は落ちると思うが.
常に問題は山積み. でも結構おもしろいんだけど.

by saitomy | 2008-09-25 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編
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