ブドウ畑の空に乾杯

直せるもの

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去年から溶接屋さんに預けておいたタンク2基が返ってきた.
逆円錐状の底部を切り落として、バルブやドアをつけてもらった.
すごいね、こんなことができるんだ.
タンクのドアは丸いのより四角いのが好き.
たぶん果皮や澱をかき出しやすいし、洗浄も楽なんじゃないかな.

数ヶ月前、私が壊した樽も修繕が済んで戻ってきた.
直せるものっていうのはいい.
壊れたらそれでおしまい にならないところが樽っていいな、と思った.

樽ってほんとすごいな.
こんなかたちに作られてることが、ほんとにすごいな.
こんなかたちに作れる人がいることも、ほんとにすごいな.

贅沢は言っていられないけど、大学のワイナリーの設備はそれほどよくない.
タンクをはじめ、あちこちから寄贈されてきた規格のバラバラなものばかり使わざるを得ない状況.

でもその分、道具や設備の良し悪しを身をもって体験できているのでよかったのかも.
タンクの高さや床、壁、排水溝、ポンプ、ホース、プレス、ベルト、フォークリフト、樽庫、
いろんなトコやモノが、このワイナリーはダメ!
ここでずっとワイン造り続けるなんて考えられないし、誰もやりたがらない.
大学だから仕方ないところもあるけれど、もっと人から愛されるワイナリーじゃないと
きっと最高のワインをつくることは難しいと思う.


夕方、たい肥場へフォークリフトを走らせていると以前同じクラスにいたジェフ君に遭遇.
今学期で大学を卒業して来年の1月からアルゼンチンのワイナリーで働くそうだ.
久しぶりに会った友達とお互いの成長を感じながら会話するというのはいいもんだ.


写真は、運ばれてきたタンクをどうやって動かそうか考え中の醸造家ジョン.
結局フォークリフトにストラップで固定して吊り上げた.


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by saitomy | 2008-10-10 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編
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