ブドウ畑の空に乾杯

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ちとにく

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ワイナリーの仕事の90%は掃除.
ホースで水を流して、デッキブラシでこすったり、
スクージーで床きれいにしたり.
高圧の水で洗ったり.
タンク一つ洗うのも、タンクウォッシャーで最低40分はかかる.
使ったホース類も全部、洗浄殺菌しないといけないし.

きれいにしておくことは本当に大切で、
不必要な微生物の繁殖を防ぐことや、
働く人たちの安全にもつながるから面倒くさがってはダメ.

ただ、ほんとに体力が要るんだよね.

くったくたになって帰ってくると、食べたいものは 肉.

最近特に肉を食べたい衝動がものすごくて
昼夜問わず喰らっている.
今日は朝3時半に起きて、これ一枚たいらげた.
夜更かししてお勉強中だったルームメイトちゃんも
その姿を見て「起きてすぐステーキ? すごいね...」とつぶやいていた.

その昔、私は朝はあまり食べられない方だったのだけど
最近は朝からたくさん食べる.

そして、以前はどちらかというと質素な老人食みたいなのが好みだったのだけど、
今は毎日のように肉を食べないことには体がもたないし、力が湧いてこない.

カラダの声に耳を傾けると、食べたいものが見えてくるから不思議.

by saitomy | 2008-04-30 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

おへんじ

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あーした天気になーれ。シロツメクサのかんむり作るの、ねえ、やっぱ鬼ごっこしよう。おにー。タイム。タイムだもん。タイム切った、タイム。タイム切った。タイム。タッチしたもん。してないよ。ねえ、いっちゃダメだよ。そっとタッチして。しー、内緒だよ。タッチ。へへー、だって鬼だったんだもん。人差し指口に入れてポンってならすの。できる? 指切れてないよ。ぜったいきれてないもん、もう一回やって。あした天気になるかなあ。

by saitomy | 2008-04-29 03:00 | 記憶

/ガロン

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こちらでは今ガソリンの値段はこんなかんじです.
タッケーナーモーと思っています.

1ガロンは、3.785リットルだよ.

by saitomy | 2008-04-28 03:00 | タダの日記

おにぎり処

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大学のワイナリーで一番見晴らしのいい場所.
ボトリングなどで一日中大忙しの日はでっかいおにぎり持参して、たいていここで食べている.
タンクの陰に隠れて座れるので誰からも邪魔されないし.

6月から一年間、この場所から定点観測をしてみようと思っている.

by saitomy | 2008-04-26 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

種も仕掛けもあるけど

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写真はある日のラボ.ワインの中のカルシウムやナトリウムの量を調べてるところ.
使ってるのはAtomic Absorption Spectrophotometer という機械.



今、ワイナリーでは、去年誰かが間違えてシャルドネにシラーを混ぜ込んでしまった
失敗ワイン(こちらの記事参照)
やむを得ず安価なロゼとして売ろうとしている.
長いことタンクに入れっぱなしになっていたので、
滓がたくさんあるだろうということで、
まずは滓引きをして味見すると
汚れた臭い...香りも閉じてて全然好きになれない.

醸造家ジョンに「どう?」と聞かれて
「臭いです.これじゃボトルを開けた瞬間に幻滅されます」と答える.

少量を遠心分離機にかけてみたら少しだけましになったけどまだダメ.
ではどうするかというと、ほんのちょっと銅を加えるのです.
0.1~0.3ppmくらいの量加えたサンプルをいくつか作ってみる.
私は0.1ppmで十分じゃないかと言ったのだけど、
ジョンは0.3ppm加えようと言った.タンクに入れて窒素ガスを使って混ぜる.
そしてSO2のレベルも異常なほど低かったので加える.

で、ワインをテイスティングしてみたら
臭みは消えた.でもいい香りもほとんど消えた.
ブドウ風味の水みたいになってしまった.
うーん.どうしたらいいんだろう.
もうすこし時間が経てばまた状態が変わるだろうか.
変わるかもしれない.
何か他のワインとブレンドしたらいいかもしれない.

品質の低いワインを、なんとか売り物にできる状態に持っていくトリックはたくさんある.
もちろんすべて合法的にやっているし、捨てて無駄にするのも嫌だし、
そうやって出来た製品を好きで喜んで買ってくれる人たちもいる.
いろんな価格帯の製品があることは悪いことではないのかもしれない.

でもほんとにやりたいのはこんなことじゃなくて
あらゆる細かな工程に気を配って、原料のブドウ、果汁、
そしてワイン、すべてを大切に扱うことなんだけどな.

質を落としてしまってからあれこれ細工をしなくても、
ワイナリーで働く人が施設や用具を清潔に保ったり、
正確に仕事をしようとするだけでいろんなリスクは減るし、
ワインの質ってかなり上がると思う.

たったそれだけのことなんだけど、
心からワインのことを好きな人じゃないと出来ないことだし、
常に自分のやっていることを振り返ったり、確認したり、
客観的に評価したりしていないと、手を抜くことなんてそれ以上に簡単.


今日の一連の出来事になんだかあまりいい気分にはなれなかったし、すごく疲れて
家に帰ってターキーミートローフを食べてバタリ、とベッドに倒れこんだ.
しばらくして起きたら今が何月何日の何時なのかまったくわからなくてちょっと混乱しました.

週末はレポートとテスト勉強と、ラボの写真整理で過ごす予定.
息抜きはギターとジムとラジオかな.
最近ゆっくり本を読んでいない.早く今学期が終わらないかなあ.

by saitomy | 2008-04-25 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

今日のブドウ畑

2008年4月24日の畑写真.
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↓ 子どものブドウの樹が植えてある畑も見せるね.こんなかんじです.
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明日金曜日はラボレポートを出して、また新しい実験をして今週は終わり.
来週はワインマイクロバイオロジーのラボテストなどあり、気が抜けない.

今日はスライドたくさん作って顕微鏡観察を続けた.
いつの間にかほぼ16種類の微生物は(主にイースト、ちょっとバクテリアも)
見分けられるようになっている.
継続は力なり.
テスト対策にみんなで問題出し合ったり.
みんなそれぞれに真剣なんだけど、冗談言ったりおしゃべりしながら楽しく勉強している.


顕微鏡ってのは、「見る」という行為を追及した機械である点がカメラととてもよく似ている.
私はもともとカメラが好きだったので、顕微鏡を扱い始めたのは醸造学をやり始めてから
なのだけど、仕組みや機能もすぐにわかったし、とても簡単だった.

今の学部の顕微鏡はとても安いやつで、性能もそんなによくないしすぐ壊れるけど
この程度の顕微鏡でもいいからワイナリーには必ず置いておいたほうがいいと思う.
ワインの品質や問題点、発酵や熟成の方向性について考えるのにとても役に立つと思う.

今学期のラボではデジカメを顕微鏡にあてて写真をたくさん撮った.
それがとても好評でクラスのみんなのために
学部の図書館のコンピュータにその写真をアップロードすることになった.
論文や本に載っているような、顕微鏡(についていることもあるカメラ機能)で撮る
顕微鏡写真よりもきれいに撮れている、と先生も言っていたのが
なんだかおかしかったけど、でもそういうことだ.


顕微鏡は顕微鏡でありカメラではないのだから.今のところは.


もっと性能よくなっていくんだろうな、どちらも.
ああものづくりってすごいな.
でもそういえば電子顕微鏡を使ってみたことがありません.
使ってみたいなー.

by saitomy | 2008-04-24 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

接近の夢

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北半球の今の季節ね、
ワインボトルをもってぶどう畑にいってごらん.

できれば折りたたみ式の椅子でも持参してさ、
一日中そこに座ってごらん.

ゆっくりと蔓を伸ばすぶどうを見ながら
歌でも口ずさんで
風と日差しと緑を感じてみて.

そして乾杯してみて!



ワインを飲む人たち、畑で働く人たちはとても大変な仕事をしているので
邪魔にならないように、敬意をはらって挨拶してね.

畑で働く人たち、ワインを飲む人たちが畑に来たら、邪魔だとか言わずに、
優しく受け入れて笑顔を見せてね.
ひょっとして近寄らないほうがいい時なんかも、教えてね.


写真は、今日(4/21/08)ブドウ畑で撮ったもの.

by saitomy | 2008-04-21 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

職業:学生

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一日レポートやテストのこと考えて過ごす.
今学期もあと数週間で終わり.
なんでこんなにたくさん課題が出てるんだろう...
休憩時間はポッドキャストで日本のお笑い芸人のラジオ番組を聞いたり.
とても不健康な感じの日曜.
ま、いいか.
結構楽しかったりもする.

by saitomy | 2008-04-20 03:00 | タダの日記

モノ好き

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最近の私は買い物ばかりしている.

わたしはものが好き.
そして道具を愛している.

道具を買うときは、いつも時間をかけてじっくり選ぶ.
選ぶ基準は、機能やデザインはもちろん、
高いところから落としたり、水をかぶったりする可能性があるので
耐久性と防水性、
それから自分の体(特に手)の大きさにあっているかどうか.

ワイナリーでいつも身に着けているのはねー、こんなものだよ:
懐中電灯(2本)
コンパクトデジタルカメラ
電卓
レンチ
カッター
油性ペン
ボールペン
防水手袋
腕時計
携帯電話
ワインオープナー


また太ったので新しい作業着が必要.
ジーンズでもいいのだけど、ポケットのたくさんついたワークパンツが一番動きやすい.
体重は4ヶ月で7キロほど増えました.
ポンプその他の重たいものを動かしやすいように、増量中なのです.
もっとカラダに安定感が欲しいのでね.
もう少し体重を増やして、筋肉もつけたい.

強い身体、それを守ったり、その代わりに役に立ってくれる服装、道具、
すべてとても大切.

だからといって私の好きなものを誰かに押し付ける気は全く無くて、
それぞれの人が自分の働きやすい環境を考えたり見つけたりすればいいんだと思う.

髪の毛をばっさりと切り落としました.
ボトリングしている時、どうしても邪魔くさいと感じたので.
お家で自分でバリカンとはさみを使って鏡を見ながら切った.

少年のようになってワイナリーの人たちから「5歳児みたい」と言われている.


写真は2008年4月9日に大学のワイナリーの裏にある畑で撮ったもの.

by saitomy | 2008-04-18 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編