ブドウ畑の空に乾杯

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休暇準備完了

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我が職場のみなさんは、大掃除、という概念を持たないらしく
年末なのにボスからも、他の誰からも何かを掃除しろと言われなかった...

でもワイナリーも樽庫もボトリングルームもきれいにしときました.
だってさ、なんか汚いの残したまま冬休みに入るの嫌だったんだもん.
ワインたちだって気持ち悪いだろう、たぶん...
タンクのワインにはこれでもか、というほどアルゴンをかぶせて、酸化防止.
さて、これで休暇に入れる、ひゃっほーい!

昼食はヴァレリー、クリスティーン、マリーと合流して女4人で今年最後のタコス・マルキートス.
大混雑だったので小さなテーブルに無理矢理、でかい女4人が座る.
めずらしくマリーが結婚指輪をしてきていたのでオトコやケッコンやコドモの話になった.

結婚指輪の材質はステンレスがいいかな...という結論に.

醸造家としてプロであることを理解しサポートしてくれる男の人ってそんなに多くないような気もするが、どうなんだろう.
ともかく私には恋人もいないので何の心配も必要なし、バンザーイ!

家に帰って、夜はひとみちゃんと赤子と3人でお出かけ.
サンタさんと赤子の写真撮ったりして、あとはクリスマスショッピング.
ベビーカー押しておもちゃ売り場にいるのってなんか不思議な気分.
大切な友だちが次々と子どもを産んでくれるので、もうそれだけでじゅうぶん幸せ.
私の子はヒトじゃなくてワイン...!

休暇中はしばらくブログの更新をお休みします.
でもいつも私が本読んで酒飲んで写真撮って何かを書いていることには変わりありません.

みなさん、良いクリスマスとお正月を.
フレズノステートワイナリーは来年5日からまた動き始めます.

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by saitomy | 2008-12-19 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

休日の色

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一段と寒さが増して、今まで木々に残って紅葉しそびれていた葉っぱたちの色が再び変わってきた.
うすくグラデーションのかかった木々が所々優しい色合いで立っている.

平日の休日、私も今までやりそびれていた所用をいろいろと済ませる.

明日半日出勤すれば冬休み.

by saitomy | 2008-12-18 03:00 | タダの日記

88ケース

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2006アイスワイン瓶詰め.
これはマスカットオレンジというブドウを使って作っている.
たった88ケースなのであっという間に終わった.
375mL の小瓶に合わせてボトリングラインを調整するのが手間だったが.

とってもとってもとっても人気のある商品なので、
リリースしたら一気になくなるだろう.

一度飲んで気に入ったり、口伝に評判を聞いたりして、このワインをぜひとも手に入れたいと
待っていてくれる人たちがいるというのはワインとワイナリーにとってかなり幸せなことだと思う.

by saitomy | 2008-12-17 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

happy everyday!

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明日は2006アイスワイン瓶詰め.
品質チェックなどして、終わったら帰宅.
ドライクリーニング出しに行く.
写真はクリーニング屋さんの前の貯水池.

なんてことない毎日は、こんなにも美しい.

by saitomy | 2008-12-16 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

birthday girl

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山の方では雪が降り積もったらしい.
朝、通勤路から見えた山の美しさといったらもう...
空気が澄んで冷たく、背筋が伸びてすがすがしくなった.

と思ったら空が真っ黒になり急に雨が振り出す. 次第に霙になる.

ワイナリーでは、もうすぐ瓶詰めする2006アイスワインのフィルタリング.
樽2つ分しか作っていないので作業も小規模で楽.

お昼にたくさん人が集まってくれてみんなで食事する.
お昼ご馳走になって、ビールまで奢ってもらい、
すてきなカードとギター屋さんのギフト券をプレゼントされて
誕生日ってええもんやなあ...という幸せ気分でワイナリーへ戻ると
ケーキまで用意してくれていた...!
みなさんどうもありがとうございました.
期末試験期間の忙しいときに、ほんとうにありがとうございました.
醸造家ジョンは仕事の合間にケーキ買いに行ってくれたみたいだし、
どうやら修理屋リックがみんなを取りまとめてくれたらしいし、申し訳ないです.
ありがとう!

霙が雨になって、雨がやんで、
天気が良くなってお日さまも出てきた.
空にまでプレゼントもらった気分.

夜はまたしても醸造家ジョン、ゲイル、ビルと私の4人でイルミネーションの中を散歩し、それから夕食.
食事と一緒にワイン飲みながら、ジョンとゲイルのかわいい口げんか聞いたりして大笑いする.

そして夕食から帰ると、何とひとみちゃん一家が、けっけっケーキを...!
すてきなプレゼントももらってしまった.
こんなに祝ってもらってよいのだろうか...感激し放しの誕生日でした.
幸せもんです.

世界のあちこちからメールやお手紙くれた家族親戚友人元恋人のみなさん、ありがとうございました.
週末までお礼メールが出せそうにありません. ごめんなさい.
まずはこの場でお礼申し上げます.



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by saitomy | 2008-12-15 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

揺らぐ影

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雪にはならず、雨だった.

by saitomy | 2008-12-14 03:00 | タダの日記

猛獣使い

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日中はずっと寝て起きて本読んで寝て起きて本読んでDVD見る.
こういう週末ってしあわせ.

夜、突然友人から電話があった.
一緒に飲もうと言われて、これからギター弾く予定だからと断ろうとしたら
じゃあ君がギター弾いたあと、夜遅くなってからでいいから一緒に飲むのはどうかと聞かれた.
酒飲みは淋しがりやが多い.
夜遅くなってから出かける.
夜遅いというのに、このおもちゃに乗ったりフラフープしたりして遊ぶ.

そのあとポートワイン飲む.
そこそこに古い酒やモノというのはよいな、と思う.
生き残ったものだけに存在する安定感のようなものがある.

友人はポートスタイルワインの造り手なのでいろいろと話を聴いた.
世の中には実に様々なやり方で酒を作っている人たちがいるものだ.
私も将来、自分でポートスタイル作れるようになりたい.
通常のワインとはまた少し異なる種類の愉しみとエロスを感じる.

彼の家は古いおもちゃだけでなく新しいおもちゃもいっぱいあって、
ギターヒーローやWiiでも遊んで盛り上がった.
今度行ったらDDRやらせてもーらおっと.

日曜日は雪が降るという噂があったが、どうなるだろうか.

by saitomy | 2008-12-13 03:00 | タダの日記

半家族化

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昨日、仕事を終えてクリスティーンと待ち合わせして酒屋へ行った.
土曜日がフューゲルサン教授のお誕生日なので、コニャックでも贈ろうか...と探す.
結局コニャックではないけど地元で作られたおいしそうなブランデーを見つけてそれを買い、
2人ともお腹が空いていたので酒屋の隣のsushi屋で夕食を食べることに.
他愛もない話をしながらsakeを飲んでいると、
フューゲルサン教授と奥さんと息子さんが店に入ってきてばったりお会いする.
偶然ですね...こんばんは.

今日はお昼にリックの家に本棚運ぶのを手伝って、お礼にサツマイモもらった.
彼が今作っているスタジオを見せてもらう.
楽器や機材がたくさんあって、楽しそう! 思いっきり歌えるし、早くここで遊びたいなー.

夕方、仕事を早く切り上げてビルが私の家の煙突掃除を手伝ってくれた.
屋根に上るのってなんでこんなに愉しいんだろう.
これで暖炉が使えます. ありがとう.

夜は醸造家ジョンと恋人ゲイル、ビルと私の4人でクリスマスツリーレーンを散歩.
その後みんなで食料品店のデリへ行きクラムチャウダーとパンを食べる.
大学ワイナリーのコーナーを大きく作ってくれていた. ありがとうございます.
その後は引越し後少し片付いてきた醸造家ジョンの家でワイン2本開ける.

田舎暮らしのおもしろいところは、みんなの仕事と家が地続きになっていることで、
生活そのものが仕事であり、仕事が生活であるところだ.
私は昔、そういうの嫌だなあと思っていたこともあるのだけど、いつの間にか当たり前のように
みんなと大学で1日中顔を合わせて、事あるごとに一緒に出かけ、夜ご飯まで一緒.
なんだか家族のような感じになってきた.
お互いがお互いのいいところも悪いところもよく分かっているし、
好きなものも嫌いなものも知っているからとても楽だしリラックスしていられる.
ワイン造りがたのしくて優しい人たちに囲まれているから、こうして暮らすのも悪くないと思えるのだろう.

写真は、今朝のブドウ畑、リックのスタジオ、我が家の屋根の上、クリスマスツリーレーン、ワイン売り場.

by saitomy | 2008-12-12 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

驕るな

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ヴィオニエからつくったアイスワインの様子をチェックする.
まだ少しだけ発酵を続けているようだが、そろそろ澱を取り除いたほうがいいと判断し
今の時点でブレンドも決めてしまうことになった.
ブレンドを作って、醸造家ジョンからおいしいねとOKをもらう.
フューゲルサン教授にはグレートジョブと絶賛される.
今までこのワイナリーが作ってきたアイスワインを蹴散らせるくらいの出来栄えだ、すばらしいね、と.

嬉しかった. 最近毎日の仕事の完成度がとても高くなってきていることも手伝って、
自分がものすごくワイン作るの巧い人なんじゃないか、と思えてきた...

でもね、絶対に勘違いしてはいけない.

よかったのは私ではなくてブドウなのだ.
もともとヴィオニエという品種がとても香り高いこともあるし、
今年はとても美味しくきれいなものを栽培者の方々から頂いた.
私はもちろん全ての作業に細心の注意を払って、あらゆる品質低下のリスクを取り除いたが、
結局やったことといえばそれくらいのことなのだ.

おいしいブドウが、おいしいワインになってくれた.

ブドウの樹にも土にも水にも天気にも育ててくれた人にも、本当にありがとうございますと言いたい.

いただきます.
という言葉が心の底から温かく力強く湧き上がってくる.

by saitomy | 2008-12-11 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編

授業最終日

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今日で今学期の授業はすべて終わり.
ワインプロダクションのクラスでは、最後にスパークリングワインを開けて乾杯するのがお決まり.
私と醸造家ジョンも教室へ忍び込んで、一足お先に勝手に乾杯.
今年のワイン造りを手伝ってくれたみなさん、どうもありがとうございました.
学生のみなさん、来学期はワイナリーでの授業はないけど、いつでも来てね.
足を運べば運んだだけ、新しいこと覚えられるよ.

今日は1日、ラボで実験などして過ごす.
マスカットとピノグリのベントナイトの量を決めるためのトライアル.
そしてピノグリのピンク色を取り除くためのトライアルなど.
建物の中は暖かいので嬉しかった.
畑では剪定が進んでいる.

去年一緒にヨセミテのワインイベントへ行った ロバート・スミス くんが挨拶にきてくれた.
今学期卒業して、南アフリカのワイナリーで働くそうだ.
アメリカ国外へ出るのは初めてのことらしい.
いい経験たくさんできるはずだよ. グッドラック.

夜はジムへ. いい汗かいた.

by saitomy | 2008-12-10 03:00 | ワイン・ブドウ アメリカ編