ブドウ畑の空に乾杯

無題

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誰か知らない人に向けてワインを作るってことは全くない、
作るときにあるイメージは、大抵誰か会ったことのある人、生まれてきた赤ん坊とか、
どうしようもなく惚れた男とか、一緒に酔っ払いたい友人とか、
死んでしまった人の生きていた感じとか、そういうものなんだ、

たとえ流通したワインがどこの誰に飲まれることになったとしても、

というと、彼女はまっすぐこっちを向いて

「いつからそういう考えになった?」

と聞いた.

by saitomy | 2010-06-07 03:00 | ワイン・ブドウ 日本編
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