ブドウ畑の空に乾杯 | |||||
この男はワイン醸造学で大学を卒業し、 しばらく地元の蒸留所で働いたあと その仕事を辞めてバイクで旅に出た. ロスアンゼルスを出発し、メキシコ、ガテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、 コスタリカ、パナマ、コロンビア、エクアドル、ペルー、チリ、そしてアルゼンチンと、 11カ国、1万7千マイルを 全額5,000 USドル(バイク代は除く)と マナグアで払った22 USドルの賄賂で渡った. そして今チリのワイナリーで300円くらいの時給で働いている. チリからメール. 「よう、蜘蛛に脚を刺されて手術に3日かかった。というわけでここ2週間くらい働いていない。 治療費はものすごく安かった、だから大した問題じゃない。 夏の間は何してる?俺の方はそろそろ次のプランを考える時期だ。 近いうちにワインを何本か持ってそっちへ寄るから、一緒に飲もう。」 どうやら今の仕事を辞めてまたどこかに移動するらしい. 酒づくりの知識と技術があれば、世界のあちこちで仕事ができる. 特にワイン産業は狭い世界だから、人とのつながりや縁を大切にして 欲張りさえしなければ、様々なチャンスは与えられる. そんな安心感を手に持って、彼はこれからも旅を続ける. 写真は、彼の住んでた家で遊んだ時のもの.
by saitomy
| 2008-05-10 03:00
| ワイン・ブドウ アメリカ編
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