ブドウ畑の空に乾杯 | |||||
カメラは持っていったのだが、メモリーカードを忘れたので今日は写真が撮れなかった. 人間なので忘れることもある.そんなときに限って写真を撮りたい場面に出くわす. 撮りたいという気持ちが強くなるのでまあいいか. 上の写真は昨日のブドウ畑. 朝はジョンが遅れてきたのでそれまで掃除. 毎日出勤時間はきちっと決まっているわけではないので 特別早い日以外は多少の遅刻をしても誰も気にしない. なんていい職場だ~.私にぴったり. 最近ガソリンの値段が高いこともあって 自転車、ローラーブレードで通勤する人が増えた. 私も自転車が直ったらぜひ仕事場までこいで行きたい. 午後からはキャブ(Cabernet Sauvignon)のブレンド. 必要な樽を樽庫から出してきて、一つずつテイスティング. 樽のワインをタンクにひとまとめにして、ボトリングに備える. 濁りもなくきれいなので、事前にDEフィルターする必要がなかった. というわけで明日はパッドフィルターを通してボトリングすることになった. スムーズに進みますように. 私もバイトの学生たちも働き始めたばかりなので、まだ作業の要領を得ないことがしばしば. 頼りになる人たちがみんな卒業していなくなって、 自分たちでこのワイナリーを動かさなくちゃいけないんだなあ、と実感している. 早く仕事の細かいあれこれを覚えて、誰かに指示を出したりするのももっとうまくなりたい. 英語ももっとしっかり話せるようになりたい. 今までずっと、英語と言う言語は私にとってハッタリと同じものだったので 適当にそれらしく会話やプレゼンできてればいいか...程度のものだったのだが、 これからはみんなに気持ちよく動いてもらうためにも言葉の使い方に気をつけよう. ハッタリ的に話していてはお願い事というのは聞いてもらいにくいと思うので. う~んこりゃ大変だ. 8月の終わりには学生たちが授業のためにワイナリーにやってきて、 私は彼らを指導しなければならない. 授業の構成やグループ分けも考えなければいけないし、 どうやったら楽しい思いをさせてあげられるだろう. ジョンは「同じ質問を何度してもいいよ、100回同じ質問してもかまわないよ. 分からないことがあったら、何でも訊いて.」と常々言ってくれている. 私も同じ姿勢で学生たちに接したいものだ. できるかな~? 気がつけば仕込みまで、あと2ヶ月足らず.
by saitomy
| 2008-06-04 03:00
| ワイン・ブドウ アメリカ編
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