ブドウ畑の空に乾杯 | |||||
一枚目の写真は、干し葡萄作ってるところ. レーズン作るにもいくつかやり方があるのだけど、これはオーソドックスなやり方. 地面に紙を敷いて、その上で太陽にさらして乾かす! 最近はDOV(dry-on-vine) といって樹に生ったまま乾かす人も増えている. その方が人件費がかからないということでいいらしい. 夕方のパンプオーバーが終わり、タンクに入った全てのワインをテイスティングする. 飲んで酔っぱらっているわけではなく、品質管理だから仕事なの! 仕込みはほとんど終わったので、今あるワインをこれから大切に扱っていきたい. 今のところ、マスカットはなかなかいい香り. まだ発酵が完全には止まっていないけれどこのワインは軽い甘みをわざと残したい. MLF(マロラクティック発酵)に入ったものもあり、ゆっくりワインの風味が変わっていくのが楽しみ. 顕微鏡も覗きたいし. ステンレス樽に入った新酒も品質には基本的に問題なし. でもロゼの色が...まるでホワイトZinのようだ. ピンク過ぎるよこりゃ... 私が搾ったわけではないので...知らん! 私のせいじゃないもんね! 新酒のブレンドの比率を決めるのは授業を受けている学生たちなので、 まあうまいことやってね! と願うしかない. それにしても、どうしたらもっと色が出たのだろうか. 今までの過程をもう一度おさらいしてみようっと. 今週はプレスがたくさんあって、また夜遅くなるかも. この先やってくるブドウはサンジョヴェーゼ3トン、トゥリガ・ナショナル2トン、 それからヴィオニエ2トンでアイスワインつくることになったのでそれも. 季節はすっかり変わろうとしている. 素晴らしい気候だ. 昨日今日と、ピスタチオの収穫が行われていた.
by saitomy
| 2008-09-21 03:00
| ワイン・ブドウ アメリカ編
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