ブドウ畑の空に乾杯 | |||||
この間冷凍庫に入れたヴィオニエのタンクを取り出してきた. 醸造家ジョンもこういうアイスワインの造り方をするのは初めてのことなので、うまくいくのかなあ...と訝しげ. 以前は果実ごと凍らせてから搾っていたらしい. 今年は搾ってから凍らせた. 理論的には、冷凍庫に入っていたブドウジュースの、水分だけが凍るはず、なのだが... なんじゃこりゃー! 全部凍っているように見えるんですけど! バルブを開けようとするも、凍て付いて動かない. スティックで突いてみると、どうやら凍っているのは外側だけかも? 小さなバルブを開けて、スティックで突いてきっかけを作ってやると... あ、内側にはジュースが凍らずに残っている! へえ! これ味見したらすっごい甘いの. 飲んだすぐ後に、誰かとチュウしたくなっちゃうような味. ほんとにくちびるがとんがって来るんだよねー、なぜか. このシロップで、誰かとチュウしたくなっちゃうワインができたらいいなあ... うん、きっと出来るかも! タンクに残されていく氷. 糖度は52.7度にもなっていた. その後氷が溶け出して少し糖度は下がってきたが. 今日取り出せるだけのジュースを取り出し、ステンレス樽に収めました. たぶんまだ20数ガロンくらいしか取れていない. 樽一つ分ジュースが取れれば万々歳. 少量だけ作って、高い値段で売ると言うのがマーケティング担当者の目論見らしい. だってこのアイスワイン、2年前にバカ売れしてあっちゅうまに売り切れたらしい. 明日になったらもう少し溶けているといいな. ちゅ~う!
by saitomy
| 2008-10-01 03:00
| ワイン・ブドウ アメリカ編
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